子どものこころにふれる 整体的子育て:山上亮
妊娠中に準備した本のうちのひとつです。
整体・身体づくりに精通している職場の方からオススメいただきました。整体に疎い私でも楽しく読めました。
もくじ
春のからだ、夏のからだ、秋のからだ、冬のからだ、と大きく4つの章に分かれ、小題として各々7~8テーマある形です。
また、子どもにふれるコツとして、下記小題が与えられています。
はなみず、くしゃみに困ったら/子どもの「からだの声」を聴く/胸がゆるんでホッとする方法/からだのコミュニケーション/呼吸を深める大股歩き/「化膿活点」の押さえ方/打撲の程度を見極める脈と呼吸の見方/ケガの痛みにはまず寄り添って/ママは魔法使い/気づいたら動く/肘湯でホッとひと安心/足腰の動きを軽くするスイッチ/大人に必要 ポカンとする時間/忙しくて子どもの話を聞けなかったあとは・・・/風呂で飲む水は、うまい!/将来の力の「萌し」を観る/抱え込みすぎないために、腕の力を抜く体操/看病はひとつ余分に気をかける
題を読むだけでもワクワクしてしまいますよね。
基本文章で読み進めていきますが、途中に「からだの声を聴く時間 ~亮さんといっしょに手当のlesson~」のコラムがあり、写真付きで手当ての方法を教えてくれています。
愉気(ゆき)
「愉気」というのは、痛いところや気になるところに、掌で呼吸をするようなつもりでジーッと手を当てるという、ほんとうになんでもない、まさに文字どおりの「手当て」のことです。
みなさん、知っていますか?愉気。私は本書で初めて知りました。おもしろい…
痛いの痛いのとんでいけ~!ともまた違い、からだの内側の声を聴くように患部に集中して手を当てるそう。自分がこどもだとして、お母さんにそれやってもらったらすぐ治る気がしますね。
あかちゃんへの話しかけ
整体ではあかちゃんに対する「話しかけ」も大切にしているそうで、妊娠中のはなしかけの大切さやも取り上げられています。
とくにおとうさんは、おかあさんのおなかに手を当て話しかけたり、胸椎四番という肩甲骨の間のあたりの骨に手を当て話しかけたりしてあげてください。
私の妊娠中、いざ夫に実践してもらいました。まず、背中のそこに手を当ててもらうだけで、私がだいぶ気が楽になる感じがあり、感動したのを覚えています。あかちゃんに声は届いていたかな。
こどもとのコミュニケーションを助ける1冊
いまは喃語がやっと発声できるようになったレベルの我が子とも積極的に会話をしている私ですが、いよいよ喋りだしたらきっと、コミュニケーションで悩むことが多々あるだろうと心配でなりません。
整体の子育てを知ることが、そんな心配性の私を助けてくれそうです。
また、この本を通して身体を整える・心を整えることに対する興味も湧きました。関連書、探してみようかな?
オススメしてくれた方に感謝です。
楽天では現在取り扱いがないそうで、、書店等で見かけたらぜひ。
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